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佐々木式身体呼吸療法

  • wajiro
  • 2015年8月23日
  • 読了時間: 2分

●腹式呼吸と痛み

背骨は、両肩と両股関節の4点で出来る四角形によって、真直ぐに保たれています。

しかし、風邪や暴飲暴食による内臓への負担・ストレス等により、お腹の力が弱まると、深く息を吸うことが出来な くなり、次第にバランスが崩れてきます。

呼吸には腹式呼吸・胸式呼吸・鼻呼吸がありますが、先ず腹式呼吸が浅くなると、大腸の働きが悪くなり、便やガス が溜まって、老廃物を除去する役目の肝臓に負担が掛かります。

その場合、右の骨盤が後方に歪んで、左の骨盤が内側に歪んできます。 それにより腰・膝に痛みが出ます。

●胸式呼吸と痛み

腹式呼吸が浅くなると右の骨盤が後方に歪み、左の骨盤が内側に歪んできて、腰・膝に痛みが出ます。

この状態が続くことで胸や頸の筋肉が異常に緊張する為、胸呼吸が浅くなります。

しかし、身体はより多くの空気を取り入れる為、気道を開けようと顎が前に出ます。

その結果、頚・肩に痛みが出ます。また、背中が曲がりますので、背中にも痛みが出ます。

●鼻呼吸の乱れ

気道は鼻から始まる肺への道であり、一生休む事なく空気が出入りするところです。

外の空気がここを通る時、湿気を含み温められ、老廃物を除去します。

しかし、腹式呼吸・胸式呼吸が浅くなる事によって、体内の老廃物が増え、気道の粘膜の抵抗力が弱まり、鼻呼吸さえも浅くなってしまうのです。

老廃物を除去する働きが弱まると、頭痛・花粉症・アレルギー等の原因にもなります。 また、身体の歪みがひどくなると、特に女性に多い顎関節の異常をきたします。 このように、呼吸の乱れが歪みを生み、痛みに繋がります。


 
 
 

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